Xを眺めていたらタイトルのようなポストを見かけて気になって調べてみました。
外国株への投資での二重課税問題というのはよく聞きますが投資信託の三重課税とは??
米国ETFを介することで第三国への投資分は三重課税になる
わかりやすいところでSBI証券のSBI・V・全世界株式インデックス・ファンド(SBI・V・全世界株式)と楽天証券の楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・VT)をそれぞれ見てみると
SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド(SBI・V・全世界株式)
ファミリーファンド方式でマザーファンドを経由してバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)に投資。
ファミリーファンド方式でマザーファンドを経由して
の3本に投資。
日本>米国>第三国となるので三重課税に
上記のように米国ETFを通して全世界の株式へ投資すると以下のようになります。
- 米国ETFを通して購入した第三国の株式から配当が発生 → ①現地で課税
- 税引後の配当が米国ETFの資産へ
- 米国ETFから配当が発生 → ②米国で課税
- 税引後の配当が該当の全世界株式インデックス系の投資信託の資産へ
- 投資信託を売却する → ③日本で課税
このようになるので米国ETFを通した第三国への投資分に三重課税が発生しているようです。その分投資効率が悪いと。
日本から直接投資の投資信託は三重課税にならない
上記のような三重課税問題を回避するには日本から直接全世界へ投資しているファンドを選択する必要があり、具体的には
この辺の商品が該当するようです。
疑問に思ったことすらなかったけど確かに考えてみればその通りですね…。勉強になりました。まさにiDecoで「楽天・VT」を選択して積み立ててるのでスイッチングを本気で検討しなきゃなと思いました!